交通事故の後遺障害で非該当になった時の示談交渉

手のしびれなどの問題が発生する後遺障害は、交通事故時に起こりやすい問題です。長期間の治療が必要になりやすいため、上手く交渉できれば大きな賠償金をもらえる時もあります。

後遺障害は等級認定の手続きをして認められれば、相手から賠償金を得るのはそれほど難しくありません。ただ非該当になった時は別の対応がいるので、どのようにするか考える必要があります。


交通事故で起こりやすい後遺障害

運転中に起こる事故は首などにダメージを与えやすく、それが原因で問題が起こる時があります。後遺障害は一般的な怪我とは違うため、神経などの異常で長期間問題が起こる場合があります。首の部分には神経が多く存在していて、衝撃を受けると傷ついてしまいます。

神経が傷つくと簡単には修復できず、長期間痛みなどの問題が発生します。交通事故にあうと衝撃で頭が大きく動くため、その時に首の部分を痛めやすいです。すぐに痛みを感じなくても、しばらくしてから異常が発生する時もあるため注意がいります。

交通事故ではむち打ちの症状になりやすいですが、この問題は後遺障害を発生させやすいです。むち打ち自体は短期間で治る時もありますが、その影響で起こる後遺障害は治療に時間がかかります。

手のしびれなどの問題が起こってしまうと、仕事ができなくなるので気をつけるべきです。長期間治療を行っても完全に良くならない時もあるため、大きな被害を発生させる時も少なくないです。車は高速で移動するので事故時の問題が起こりやすく、後遺障害になった時は特別な対応をしなければいけません。

後遺障害になった時に行う手続き

体に大きな影響を与える後遺障害になった時は、必要な手続きをしておくとメリットを得られます。やっておきたい手続きとしては等級認定があって、申請をするとどの程度の障害なのか把握できます。等級認定では自分の障害の問題について、必要な書類を用意して申請をします。

十分な問題があると認められれば、その症状に合わせた等級に認定してくれます。等級認定が重要になるのは交通事故の賠償金を得る時に、重要なポイントになるからです。

高い等級ならばもらえる金額も大きくなるため、手続きをしておくとメリットを得られます。等級認定を受けるためには書類が必要ですが、後遺障害の場合は特別なものがいります。一般的な怪我と違い後遺障害は確認が難しく、必要な書類を用意するのが大変です。

検査を受けられるクリニックも少ないため、どのように対応するか考えなければいけません。

後遺障害の検査は事故の直後に行うと、後で問題が起こりづらいので早めに受けるべきです。事故からある程度たった時に受けた検査だと、賠償金の請求に使えない場合があります。事故直後の検査ならば交通事故の問題だと分かりますが、ある程度たった時の検査だと別の原因で発生した可能性があります。

交通事故の賠償金ために等級認定をしたい場合は、事故にあった直後に行うと問題が起こりづらいです。

等級認定で認められない問題

後遺障害の状態を調べる等級認定は、症状が重いほど高い等級で認めてくれます。ただ症状が軽い場合や問題の特徴によっては、上手く認められず非該当になる時もあります。非該当になる理由は複数存在しますが、認められないと賠償金の請求が難しくなります。

良くあるのはそれほど重くない症状で、長期間の治療をしなくてもすむ問題です。治療が可能な症状は後遺障害としては認められづらく、賠償金を得られない時も少なくないです。治療で改善しやすい問題は後遺障害としては認められませんが、一般的な怪我としては賠償金を得られる場合があります。

等級認定は特別な手続きなので、書類の書き方なども工夫しなければいけません。申請が通りやすいように工夫しておかないと、それが原因で非該当になる場合があります。等級認定の審査は非常に厳しく、必要な書類のチェックも細かく行われます。

書類を提出する時は審査に通りやすい書類を作り、後遺障害の問題が良く分かる診断書などを用意します。このような作業はある程度専門知識が必要になるので、一般の方では対応が難しい時もあります。申請用の書類を良い形で準備したい場合は、交通事故を得意にしている弁護士などに頼むと対応してくれます。

非該当になった後遺障害問題への対応

車の事故で起こった後遺障害は、症状によっては長期の治療がいります。一生治らない場合もあるため、被害に合った賠償金を得なければいけません。ただ後遺障害の等級認定は厳しく、申請をしても非該当になる時もあります。

非該当になると賠償金をもらいづらくなりますが、法的な手続きをして対応するのも可能です。等級認定に不服がある場合は異議申立てをして、認めさせるための手続きを行えます。異議申立ては必ず認められるわけではありませんが、上手く行けば後遺障害として認定してくれます。

法的に行う異議申立ては手続きが難しいので、利用する時は弁護士などに相談すると対応しやすいです。等級認定を申請して非該当になった時は、異議申立てができますが上手く行かない時も多いです。異議申立てをしてもダメな場合は、交通事故の相手と交渉して賠償金を得る方法があります。

実は等級認定が認められなかった時でも、十分な証拠があれば賠償金の請求はできます。認定されているケースに比べると交渉は難しくなりますが、具体的な証拠があれば示談ができる時もあります。非該当になっても交渉次第では賠償金を得られるので、専門家などに相談しつつ対応すれば十分な現金を得られる時が多いです。

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専門家を利用した交通事故の交渉

風邪などと違い後遺障害は一般的な症状ではないため、どのように手続きをすれば良いか分かりづらいです。相手との交渉も複雑になりやすいため、上手く賠償金を得られない時もあります。示談交渉を成功させたい場合は、弁護士などの専門家に相談すると問題が起こりづらいです。

弁護士は交通事故を得意にしている方も多く、必要な手続きをしてくれるので利用しやすいです。専門家に相談すれば後遺障害の特徴や、必要な手続きについて説明してくれます。検査を受けられる医療機関の紹介をしてくれる法律事務所もあるため、事故時に相談しておくとメリットを得られます。

弁護士に交通事故の相談をする良さとして、賠償金を増やしやすい点があります。交通事故の賠償金は相手が入っている保険会社が支払いますが、担当者はできるだけ支払う金額を減らそうとします。弁護士に相談しておけば保険会社の担当者と交渉をしてくれて、治療で必要な現金を得られるように対応してくれます。

保険会社側は弁護士が来ると態度を変えて、あっさり賠償金を支払ってくれることもあります。弁護士は後遺障害の問題にも利用しやすく、等級認定などの手続きを代りにしてくれるので便利です。